応天の門について

藤原家とはそもそもなんぞやと、

調べものが苦手な私ですら気になって

くるくらい話が面白い。

史実なので、主人公たちの先行きは

ある程度わかっているのだが、

それでもエピソードやセリフが

いちいち響くよい漫画。

なんと言ってもおじさん達の書き分け、

上手すぎでしょう、、?

あんなに藤原藤原出てくるのに、

どの顔にも特徴がちゃんと際立っていて

キャラクターが正確だけでなく

絵柄が完璧に確立している。

主人公がちょっと見サブキャラのような

地味な三白眼なのは史実なのかどうなのか

知らないが、それも濃いおじさん達の

中で際立った存在となり(若さだけでなく)

とても良い。

既刊11巻、今更ながらすごい良作に

出会ってしまった。