Iの悲劇 について

米澤穂信だし、評価高いし、でも期待外れだったら

どうしようと思いながら読んだけど、

どんどんどんどん面白くなって、

人がばたばたと死んでいくようなミステリーではないけど、

地方都市に暮らしたことがない私でも

その悲喜こもごもを感じられるような、

タダのミステリーではなく、色々な問題提起がされた

良作だった。

私が大好きなドラマ、リーガルハイの中でもさらに好きな話

「絹見」を彷彿とさせるような。

(棄民と絹見は掛詞だったのか?)

間違いなく、今年のベスト小説であった、今のところ。